Phantasien
SJX-30336  87/07/21

 
<最高位>3位  <登場週>13週  <売り上げ枚数>37350枚

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Side A
1.連れてってファンタァジェン
  安野ともこ/細野晴臣/土屋昌巳
2.
Faily Tale
  小泉今日子/土屋昌巳/土屋昌巳
3.遅い夏
  銀色夏生/藤井尚之/土屋昌巳
4.水のルージュ Berlin Version
  松本隆/筒美京平/土屋昌巳
5.
Strange Fluits

  小泉今日子/土屋昌巳/土屋昌巳

Side B
1.寝ながら書いたラブ・レター
  銀色夏生/土屋昌巳/土屋昌巳
2.ひどい顔して愛シテ
  銀色夏生/福岡ユタカ/土屋昌巳
3.この涙の谷間
  銀色夏生/関口和之/土屋昌巳
4.あなたになりたい
  銀色夏生/福岡ユタカ/土屋昌巳
5.サーチライト
  銀色夏生/銀色夏生/土屋昌巳


もしかしたら私はこれが一番好き。その頃ちょうどミヒャエル・エンデの「モモ」とかを読んでたんで、そういうおとぎ話的なものをテーマにしてアルバムを作りたい!って思って作ったんです。いろんな事がね、どんどん浮かんでくるんですよ。こんな人に曲書いてもらおう、あんな人と何か仕事したいとか言いながらやってましたね。レコーディングはベルリンで、レコードと同じタイトルのヴィデオはミュンヘンで撮りました。李泰栄さんが撮ってくれたんですけど、大好きです。レコードもヴィデオももの凄くいい。歌詞を小泉今日子で書き始めたのもこれが最初。慣れて来て恥ずかしくなくなってきて。それまでも書いてはいたんだけど、書きあがってから書き直してくれたりとかあったし、相談しながらやってたんだけど、このへんからちゃんと書いて「ハイ!」って渡すようになったんだよね。書いてる物にも自信が出てきたし、ちゃんとやってる自信もあったし。納得してきてるって感じ。これまではわりと外にパワーが出てるって感じだったけど、このくらいからちゃんと内に入ってきているって感じですね。歌の感じとかも内面がすごく出てきてる。きっとある程度完成したような気がしたんだと思いますよ。その前にやってた事が、だから、じゃあ今度はっていう感じだった気がする。


小泉さん自身も語っていますが、私としてもこのアルバムはかなり好きなアルバム。このアルバムは小泉さん初の海外録音アルバムでもあり、また初めてペンネームの「美夏夜」ではなく本名の「小泉今日子」で詞を書いたアルバムでもあります。アルバムのサウンド・プロデュースは元一風堂の土屋昌巳氏が行っているのですが、アルバム全体を通してかなり色濃く土屋昌巳色が出ています。小泉さんの持つ女性の柔らかな部分と銀色夏生さんの詞の世界と土屋昌巳氏の持つ独特のアクのようなものがうまい具合にマッチして、このアルバム独特の世界をかもし出しているような気がします。ただ、このアルバムを何度も繰り返し聴き続けていると、音数が多すぎて「もう少しシンプルなアレンジで聴いてみたいな」という気もしてこないではないです(苦笑)。アナログ盤には3つ折り6面のカラー写真集がついていて、これが良い! CDにはこれは入っていないんで、できればこのアルバムはアナログ盤でも持っていたいですね。ちなみな話ですが、CDの中ジャケの裏面で使われている写真はアナログ盤では使われていない物です。A−4「水のルージュ」は土屋昌巳氏のアレンジによる全くの別ミックス物。


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ジャケット裏面

歌詞カード1面

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写真集1面 写真集2面 写真集3面

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写真集4面

写真集5面

写真集6面

Go! CD Album "Phantasien" 


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my fantasy

詩色の季節

breezing

whisper

betty

celebration

today's Girl

flapper melodies 今日子の清く楽しく美しく
liar ザ・ベスト ボクの女に手を出すな hippies phantasien ballad Classics beat Pop 快盗ルビイ ナツメロ Best Of Kyong King
KOIZUMI IN THE HOUSE Ballad Classics 2

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